カフェオレとカフェラテは、どちらもコーヒーとミルクを組み合わせた飲み物です。
見た目はよく似ていますが、大きな違いはベースに使うコーヒーの抽出方法にあります。
一般的に、カフェオレはドリップコーヒー、カフェラテはエスプレッソを使います。ここを押さえると、味や作り方の違いも分かりやすくなります。
カフェオレとカフェラテの一番の違いはコーヒー
カフェオレとカフェラテを比べると、次のような違いがあります。
| 比較項目 | カフェオレ | カフェラテ |
|---|---|---|
| ベース | ドリップコーヒー | エスプレッソ |
| ミルク | 温めたミルク | スチームミルクが一般的 |
| 味の傾向 | やさしく飲みやすい | ミルクの中にコーヒーの濃さを感じやすい |
| 発祥 | フランス | イタリア |
| 自宅での作りやすさ | 作りやすい | 本格的に作るならエスプレッソマシンが必要 |
どちらも「コーヒー+ミルク」ですが、ドリップとエスプレッソの違いが味の印象にもつながります。

カフェオレはドリップコーヒーとミルクで作る
カフェオレはフランス生まれの飲み物で、「café au lait」はフランス語でコーヒーとミルクを組み合わせたものを意味します。
一般的には、濃いめに淹れたドリップコーヒーへ温めたミルクを合わせます。
キーコーヒーでは、家庭で作る一例としてドリップコーヒー80mlと牛乳80mlを使うレシピを紹介しています。UCCでも、コーヒーとホットミルクを1対1程度で合わせる方法を基本として紹介しています。
ただし、1対1は絶対的な決まりではありません。
コーヒーを強めに感じたいならミルクを少なめにするなど、好みに合わせて調整できます。
カフェラテはエスプレッソとミルクで作る
カフェラテは、イタリア語の「caffè latte」に由来する飲み物です。
ベースにはドリップコーヒーではなく、高い圧力をかけて短時間で抽出するエスプレッソを使います。
そこへ蒸気で温めたスチームミルクを加えるのが一般的です。スターバックスでも、ラテはエスプレッソへスチームミルクを注ぐ作り方として紹介されています。
エスプレッソとドリップコーヒー自体の違いを確認したい場合は、こちらの記事もつなげやすいです。

ミルクの割合も違うことが多い
カフェオレはコーヒーとミルクを同程度、カフェラテはミルクを多めに使うレシピがよく見られます。
たとえばキーコーヒーのレシピでは、カフェラテ1杯にエスプレッソ30mlとフォームドミルク120mlを使用しています。
ただし、この比率も店やレシピによって変わります。
そのため、
カフェオレ=必ず1対1
カフェラテ=必ず2対8
という厳密な決まりとして覚える必要はありません。
初心者なら、まず「使っているコーヒーが違う」と覚えるほうが分かりやすいです。
味はカフェオレのほうがやさしく感じやすい
カフェオレはドリップコーヒーを使うため、コーヒーとミルクが自然になじんだ、やさしい味に感じやすい傾向があります。
一方のカフェラテは、少量でも濃度の高いエスプレッソを使います。
ミルクの割合が多くても、エスプレッソ特有のしっかりしたコーヒー感を感じやすいのが特徴です。
ただし、実際の味は豆や焙煎度、コーヒーとミルクの量によって変わります。
「カフェオレは薄い」「カフェラテは苦い」と一律に決めることはできません。
コーヒーの酸味・苦味・コク・香りについて整理したい場合は、こちらの記事も合わせて確認できます。

ミルクの状態にも違いがある
カフェオレでは、基本的に温めたミルクをそのまま使います。
カフェラテでは、蒸気を使って温めたスチームミルクを使うのが一般的です。
スチームするとミルクの質感が滑らかになり、細かな泡も含まれます。
ただし、泡を多く使うカプチーノとは別の飲み物です。カフェラテでは液体状のスチームミルクが中心になります。
自宅ならカフェオレのほうが作りやすい
普段ハンドドリップをしているなら、カフェオレは簡単に作れます。
濃いめにコーヒーを淹れ、同程度を目安に温めたミルクを加えるだけです。
一方、本来のカフェラテを作るにはエスプレッソが必要です。
エスプレッソマシンがない場合、濃いコーヒーと泡立てたミルクで「ラテ風」に楽しむことはできますが、抽出方法としては本来のカフェラテとは異なります。
名前の違いをきちんと理解するなら、この点は分けて考えましょう。
カフェオレとカフェラテはどちらを選ぶ?
迷った場合は、飲みたい味と作り方から選ぶと簡単です。
- カフェオレ:やさしいコーヒー感、ドリップで手軽に作りたい
- カフェラテ:ミルク感の中に濃いコーヒー感も欲しい、エスプレッソを楽しみたい

どちらが優れているという違いではありません。
普段ドリップコーヒーを飲んでいるなら、まずカフェオレ。エスプレッソ系のカフェメニューが好きなら、カフェラテから選ぶと好みに合わせやすいです。
まとめ
カフェオレとカフェラテは、どちらもコーヒーとミルクを合わせた飲み物です。
違いを覚えるなら、まずはベースになるコーヒーを見ましょう。
カフェオレはドリップコーヒー+温めたミルク、カフェラテはエスプレッソ+スチームミルクが基本です。
ミルクの割合や作り方には店やレシピによる違いがあるため、比率だけで判断する必要はありません。
自宅で手軽に作るならカフェオレ、エスプレッソの濃さとミルクを楽しみたいならカフェラテを一つの目安にすると選びやすくなります。

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