アイスコーヒーの作り方|急冷式と水出しの違い

アイスコーヒーの作り方|急冷式と水出しの違い

自宅でアイスコーヒーを作る方法には、主に急冷式水出しがあります。

急冷式は熱いコーヒーを濃いめに抽出して氷で一気に冷やす方法、水出しはコーヒー粉を水に浸して時間をかけて抽出する方法です。

すぐ飲みたいなら急冷式、作り置きして手軽に飲みたいなら水出しが向いています。

目次

急冷式と水出しでは作り方も味も違う

2つの違いを整理すると、次のようになります。

比較項目急冷式水出し
抽出方法お湯で抽出して氷で冷やす水でゆっくり抽出
作る時間数分程度数時間
味の傾向香りが立ちやすくキレを感じやすいまろやかですっきりした傾向
手軽さその場で作る必要がある仕込めば冷蔵庫で待つだけ
向いている人すぐ飲みたい人作り置きしたい人

どちらが優れているわけではありません。

飲みたいタイミングと好みの味で選ぶと分かりやすいです。

急冷式と水出しアイスコーヒーの作り方や味の違いを比較した図

急冷式アイスコーヒーは熱いコーヒーを氷で一気に冷やす

急冷式は、通常のハンドドリップと同じようにお湯で抽出し、そのあと氷を使って一気に冷やす方法です。

氷が溶けることを考えて、ホットコーヒーより濃いめに抽出するのがポイントです。

キーコーヒーでは、1杯200mlを作る場合の目安として、コーヒー粉20gで120mlの濃いコーヒーを抽出し、氷80gを加える方法を紹介しています。

急冷式の基本手順

1杯分なら、次の流れから試せます。

  1. コーヒー粉を20g程度用意する
  2. ハンドドリップで約120mlの濃いコーヒーを抽出する
  3. 抽出後にドリッパーを外す
  4. サーバーへ氷を約80g入れる
  5. すぐにかき混ぜて冷やす
  6. 氷を入れたグラスへ注ぐ

氷を入れたら、そのまま放置せずすばやく混ぜて冷却すると温度を下げやすくなります。

ハンドドリップの蒸らし方を確認したい場合は、こちらの記事も合わせて確認できます。

急冷式は香りやキレを楽しみやすい

急冷式では、お湯を使って短時間で抽出します。

そのため、水出しと比べると香りが立ちやすく、すっきりしたキレを感じやすい傾向があります。キーコーヒーも、急冷式を香り高くキレのある味わいとして紹介しています。

深煎りの豆だけでなく、中深煎りなどでも作れます。

豆の違いによる味の変化も楽しみたい場合は、粉量や抽出量を一度に大きく変えず、同じ条件で比べると分かりやすいです。

水出しコーヒーは水でゆっくり抽出する

水出しは、お湯を使わず水で時間をかけて抽出する方法です。

「コールドブリュー」と呼ばれることもあります。

専用バッグを使う方法なら、コーヒーバッグと水をボトルへ入れ、冷蔵庫で数時間置くだけで作れます。

キーコーヒーでは、コーヒー粉40gに対して水500ml、抽出時間4〜8時間を一つの目安として紹介しています。

水出しの基本手順

粉から作る場合は、次のような流れです。

  1. 中挽き程度のコーヒー粉40gを用意する
  2. お茶パックなどへ粉を入れる
  3. 容器へ水500mlを注ぐ
  4. コーヒーバッグ全体へ水をなじませる
  5. 冷蔵庫で4〜8時間置く
  6. コーヒーバッグを取り出す

専用の水出しコーヒーバッグを使う場合は、商品の表示に従ってください。

商品によって粉量や抽出時間が違うため、パッケージの推奨条件を優先するのが基本です。

水出しはまろやかで飲みやすい傾向

水出しは低い温度でゆっくり抽出するため、急冷式とは違った味わいになります。

キーコーヒーでは、雑味が溶け出しにくく、すっきりとマイルドな味わいになる傾向を紹介しています。

苦味を強く感じるコーヒーが苦手な場合でも、水出しなら印象が変わることがあります。

ただし、豆の焙煎度や挽き目によっても味は変わります。

急冷式と水出しはどちらを選べばいい?

選び方は、飲み方から考えるとシンプルです。

急冷式が向いている人

急冷式は次のような人に向いています。

  • 飲みたいときにすぐ作りたい
  • ハンドドリップを普段から使っている
  • 香りやキレを感じるアイスコーヒーが好み
  • 1杯ずつ作りたい

ドリップの工程を楽しみたい場合にも向いています。

水出しが向いている人

水出しは次のような人に向いています。

  • 朝や仕事中にすぐ飲めるよう作っておきたい
  • 毎回ドリップする手間を減らしたい
  • まろやかな味わいが好み
  • 数杯分をまとめて作りたい

前日の夜に仕込んでおけば、翌朝にそのまま飲めるのも便利です。

すぐ飲みたい場合は急冷式、作り置きしたい場合は水出しを選ぶ図

アイスコーヒーは濃さを調整して好みに合わせる

急冷式でも水出しでも、最初のレシピが自分の好みに合うとは限りません。

急冷式で薄く感じる場合は、粉を少し増やすか、抽出するお湯を少し減らします。

水出しで薄く感じる場合は、粉を少し増やすか、抽出時間を少し長くします。

反対に濃すぎる場合は、粉を減らしたり水量を増やしたりして調整できます。

ただし、一度に複数の条件を変えないほうが違いを確認しやすいです。

味の調整方法をもう少し整理したい場合は、こちらの記事も参考になります。

作ったアイスコーヒーは冷蔵庫で保存する

作り置きする場合は、フタのできる容器へ入れて冷蔵庫で保存します。

キーコーヒーでは、急冷式・水出しともに冷蔵保存で2日以内を目安としています。

長く保存すると香りや味の印象が変わりやすくなるため、必要な分だけ作るほうが扱いやすいでしょう。

まとめ

アイスコーヒーには、主に急冷式と水出しの2つの作り方があります。

すぐ作れて香りやキレを楽しみやすいのが急冷式、時間をかけてまろやかに抽出するのが水出しです。

初めてなら、

  • 急冷式:粉20g・抽出120ml・氷80g
  • 水出し:粉40g・水500ml・4〜8時間

を一つの目安にすると始めやすいです。

そこから粉量や水量を少しずつ変え、自分が飲みやすい濃さへ調整してみましょう。

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